「福島老朽原発を考える会 (フクロウの会)」さんのブログで
【報告】ガラスバッジは福島のような全方向照射では3-4割低めに検出する-(株)千代田テクノルが伊達市議員研修会で公式に説明-
という文章が掲載されました。

「ガラスバッジ」が過小評価する可能性についての話です。
以下、要点を引用させていただきます。

(以下引用)
「この場で、千代田テクノル佐藤氏がガラスバッジは放射線管理区域で使うもので前方からの照射を前提としているため、福島のような全方向照射では身体による遮蔽効果により約30-40%低くでるとの説明を行いました。福島県内の各自治体ではガラスバッジによる住民の被ばく量測定を行っていますがこれはガラスバッジの本来の使い方から逸脱したもので、これで住民の被ばく量管理を行うことは問題であることが明らかになりました。ましてガラスバッジによる測定結果で住民の被ばく量は予測計算より少ないとして除染基準を緩和するような動きは極めて大きな問題です。」
(引用ここまで)

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実は以前、こどもみらい測定所でも郡山市に伺って、ホットスポットファインダーで測定をした折、
人体による遮蔽効果を実感し、驚いた経験がありました。
その時の様子を動画に撮ってあったので、ご覧ください。


このように、人体によって遮蔽効果があり、ガラスバッジのようなものでの測定は、一定程度の過小評価がある可能性が分かっていたので、
上記フクロウの会さんと千代田テクノルさんの話は、体感的に理解できるものでした。

放射性物質の広範囲汚染への問題は、線量が上昇した地方自治体にとって非常に厳しい、対処の大変なことであると思います。
本来は、それら自治体がなすべき業務ではなく、汚染源となってしまった企業や、それを国策で進めてきた国政がしっかりとその責任を取っていくべきものです。

その意味で、地方自治体の皆様のご苦労もお察しいたしますとともに、
何より住民の皆様のご苦労、ご心痛をお察しいたします。

本来、各施設由来の放射性物質は非密封では100Bq/kgなどを超える量が環境中にはあってはならないはずです。
それをはるかに上回る量が拡散されていることは、4年経とうとする現在でも大問題です。

当該自治体は大変ではありましょうが、
本来は国策や企業の方針として進めてきた原発が事故を起こしたのですから、
その責任元がしっかりと責任を取っていくことを求めつつ、
少しでも子供たちや住民の方々の被曝量が減るように処置されていくことを願ってやみません。

  文責:こどもみらい測定所 石丸


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