アミタケというキノコを昨年11月に測定させて頂きました。
野生のキノコであり、セシウム合算280Bq/kg台前後でした。

そのキノコをお持ち込みになった方は、
ご近所の年配の方が、何度かキノコを持ってこられ、
その度にやんわりお断りするも、
何度も持ってきて下さるので、とうとう頂いたけれども心配で、と
当所に測定依頼して下さいました。

そこで測定してみると、国の基準をかなり上回る数値でした。
放射性物質が降下した土地でのご近所づきあいは、難しさがありますね。。。

アミタケの測定結果シートは以下になります。


野生のキノコや山菜を普通にとって食する天然自然な暮らし方の方々が、
放射性セシウムを多く摂取する可能性が高くなることに、原発事故の酷さを思います。

さてそれから日をおいて、
同じ方に測定モニターとして、その地域の検体を複数送って頂きました。

まず、タケノコを測定させて頂くと、
以下のようでした。
合算で20Bq/kg弱前後、という結果です。


畑もやっておられる、ということで、土壌も測定させて頂きました。

合算で180Bq/kg台前後でした。
ゼオライトも散布された、ということでしたが、吸着するだけで、セシウムが無くなるわけではないので、土壌のセシウム値は変わらないはずです。
結果シートは以下です。


そして、この土壌の畑で育てたダイコンも送って頂きました。

葉っぱ入りのダイコンを測定し、
12800秒の測定では、検出下限値未満で不検出でした。
検体が軽めでしたので、充分検出下限値は下がりませんでしたが、
Cs-137が2.66Bq/kg未満、
Cs-134が2.45Bq/kg未満、
ということです。


やはりこのケースでも、
畑に出来る作物は当所では検出できないレベルで、
山に自生するものは数値が出やすい、という結果でした。

線量が高い地域であればあるほど、
やはり野山に自生するものには注意が必要です。

最近は、テレビなどの一般メディアでもこのことは伝えられるようになったので、
以前よりは高齢の方なども、野山に自生するもので放射性物質が検出されることが多い、
という情報は知ることが増えたようです。

また「回覧板」などの懐かしいメディアがけっこう有効である、と別の福島の方から聞いたこともあります。

情報伝達は、いろいろな形で行う必要がありますね。

最後に、今回の測定モニターの方にご感想を頂きましたので、シェアさせていただきます。

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(以下、転載)

「今回は測定モニターとしてお世話になり、ありがとうございます。
福島の土地で生活していると、常に放射線量が気になりつつも、反面、周りの風潮から気にしなくなっていくという状況を繰り返し感じています。
同じ土地でも山に自生しているものと畑で栽培しているものによって、含まれる放射線量が違うということ、山菜に含まれる線量の方が高いという ことがわかりました。知るということで不安がひとつ解消されていきます。知らないということで被爆してしまう可能性があるということも。
今後は時間の経過とともに、放射線量がどのように変化していくのかを見ていきたいです。
今回測定をしていただいたことで、畑で栽培したものを安心して食べることができました。
この活動に感謝いたします。ありがとうございます。

はからめ
鈴木よし子」

(転送ここまで)
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「はからめ」さんは、新しい生活スタイルの提案、カヌーの楽しさ、心とからだに関してのいろいろな提案、月や地球と共に生きている事を感じるためのカレンダーや手帳の制作などの取り組みをしているお二人の活動です。
詳しくは、はからめさんサイトをご覧下さい。
http://www.hacarame.com

カレンダーがとても素敵で、大人気です^^

ご縁に感謝です。

(石丸)


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