ハンディ版『はかる、知る、くらす。』


 このたび、こどもみらい測定所は、国際協力NGOセンター(JANIC)とADRA JAPANの三者で共同制作したハンディ版の冊子『はかる、知る、くらす コミック版』をリリースいたしました。

 この冊子は、先立ってリリースした『はかる、知る、くらす。』のイラスト部分を中心に据え、市民測定所の役割などを伝えるコミックを巻頭に付け、ふりがなや詳細な用語解説を加えました。オリジナルの『はかる、知る、くらす。』のエッセンスを凝縮し、小学校高学年以上のお子様たちにも読んでいただけるようにしたものです。イトウエルマさんの優しいイラストも相まって、親近感を抱かせる内容になったと感じています。

 原発事故から3年がたち、被災地への「帰還」を選択する方々も増加しています。そんな「いま」、追加の被ばくを少しでも減らしながら日々を暮らす大切さを再確認し、少しでも多くの方々と共有したい、という思いから、この冊子は、他シリーズと同様「無料」で配布しております。インターネット等での注文と同時に、冊子を常備する「配布拠点」を、福島県を中心に設置し、気軽に手に入れられるようにしています。

 今回、配布拠点を20箇所以上同時に設置し、配布をいたします。お手に取って、ご家族やお仲間たちとご覧いただければと願っております。既にリリースした『はかる、知る、くらす。』と併せてお手元に置いて、状況に応じて読みわけていただくこともできます。

 なお、このハンディ版に関しては、今後、福島県を中心に開催を予定している、子ども向けの放射能に関する出前授業「はかる、知る、教わる(仮題)」においても、教材として使用して行く予定です。都度、情報をお伝えいたします。

『はかる、知る、くらす。』編集長 服部夏生


『はかる、知る、くらす。 コミック版』 A5版32P 非売品(無料配布)
さらなる詳細・お申込みについては  http://kodomira.com/HSK.html をご参照ください。


来る8月14日(木)12時から、カフェスローにて、
「シェーナウの想い」というドキュメンタリーの上映会を行います。
参加費は無料。(会場費などに向けてのカンパをお願いいたします)
特にお申し込みも必要ありません。
(開場11時半)

皆様、お誘い合わせの上、ぜひお越しください!!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「シェーナウ」は、ドイツの街の名前で、人口2500人ほど。
KWRという大電力会社からの電力供給を絶ちきって、
自分達で再生可能エネルギーによる電力会社を作り、供給したい、と邁進した人々の実際の映像記録です。

感動します。

シェーナウでエネルギーシフトの運動をした人々は、
元々は、チェルノブイリ事故によって目が覚め、
放射能の危険を無くすためには、原発を無くし、
電力を変えるしかない、と実際に行動に移りました。

様々な困難を一つ一つくぐり抜け、
闘い抜いていった人々の記録。
そのしたたかさ。
ユーモアと創造性。強さ。

シェーナウの人々に学べることがたくさんあるとおもいます。

そして、日本でもきっと必ず、
私たちは,原発から脱却し、
エネルギーシフトを実現して参りましょう。

東京電力福島第一原発事故を体験した我々こそ、
それを実現していくための使命を負った世代です。

我々が本気で変えてゆかなければ、
更にまた、この超地震大国で、第二第三の事故が起きえます。

ぜひ、この映画を観て語り合いましょう。

当日は、シェーナウを実際に見てきた大芝さんという若手の方に、
現地の様子をご報告頂きます。
そして、感想や思いなどを,皆さんで共有する時間を少し持ちます。

終了は14時頃を予定しています。

皆様のご参加をお待ちしております。

 こどもみらい測定所 石丸偉丈拝

(以下、シェーナウの運動の中心人物ウルズラさんの、日本の特にお母さんへのメッセージビデオです。是非ご覧を!)



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 尚、当日はカフェスローさんは休暇ですので,何も飲食のご用意がありません。
 水分やお食事などの持ち込みは可能です。

 また、当日15時からは、池川明先生という産婦人科医の方の講演が行われます。
 「かみさまとのやくそく」という映画で多くの方々の感動をよんでいる方といえば、
 ご存じの方も多いかもしれません。

 「baby cafe@国分寺 今日はお産の話をしよう!

 よろしければ、ぜひそちらにもご参加ください!(主催:自然育児友の会 参加費:友の会会員2000円、非会員2500円)


「上関原子力発電所」に関する記述訂正のお知らせ

冊子「はかる、知る、くらす。」にて掲載している、「東アジア原発マップ」(P2-3)の内容を一箇所訂正いたします。

誤:「上関原子力発電所(建設中)」
正:「上関原子力発電所(準備工事中)」

現段階(2014年7月)の中国電力のホームページの上関原発に関するページには「準備工事中」と記述されております。建設申請を中国電力が行なっているものの、許可が降りていない状況です。
関係の方々にご指摘を頂き、確認、上記のように訂正させていただきます。

    「はかる、知る、くらす。」製作チーム

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こどもみらい測定所代表石丸によるこの件に関するコメントはこちらです。


【こどみらNEWS】「はかる、知る、くらす。」大きな反響をいただいております。

 今回から、メールマガジンを直接Webサイトから発信することになりました。
 今回はその第一回目となります。
 ご登録頂いた皆様、ありがとうございます。
 今後ともよろしくお願いいたします。

 さて、この春から配布を開始し始めた冊子「はかる、知る、くらす。」ですが、
 お陰様で大変大きな反響をいただいております。
 連日、多くのお申し込みがあり、嬉しい悲鳴です。
 (お近くの方で、発送をお手伝い可能な方がおられましたら、ぜひお声かけ下さい!)

 今回は、冊子「はかる、知る、くらす。」について、色々な情報をお届けします。

はかる、知る、くらす。絶賛お届け中

 この冊子は、「こどもみらい測定所」と「国際協力NGOセンター (JANIC)」、「ADRA Japan」の三者で共同制作したものです。
 
 キリスト教系の世界的なファンドを中心に資金的な助成をいただき、無料での配布が可能となりました。
 主に、線量が上昇した地域、特に福島県内各地の一般の方々に出来るだけお届けできるよう作成いたしました。
 
 ぜひ、
 http://kodomira.com/news/HSK-release-all.html
 の冊子紹介ページをご覧下さい。

 お申し込みは、 
 http://kodomira.com/HSK.html
 からお願いいたします。

 メディアの方々や、周りに興味のありそうなメディア関連の方などおられましたら、
 http://kodomira.com/news/press-release.html
 の取材のお願いページをご紹介下さい。

 よろしくお願いいたします。

「放射能と暮らすガイド」というNHK福島でのニュースタイトルからのご批判につきまして

 「はかる、知る、くらす。」を各メディアに取り上げて頂こうと、
 福島県内の新聞社やテレビ局を回らせて頂きました。
 
 例えば、福島民報では、以下のような紹介をいただきました。
「放射線正しく理解を NGOなど知見まとめ冊子発行 」
 http://www.minpo.jp/news/detail/2014052815938

 また、NHK福島では、「放射能と暮らすガイド」という形で紹介頂きました。
 ただ、この表現が「放射能を甘んじて受け入れることを強要する」というニュアンスで聞こえかねないことから、ネットを中心として批判が続出となりました。
 そこで、誤解を早急にとかねば、という思いで、
 こどもみらい測定所代表の石丸が個人的にFacebookのウォールにて考えを掲載し、
 その後、冊子編集長の服部さんが、こどもみらい測定所としての公式見解をまとめてくれました。
 http://kodomira.com/news/entry-12452.html

 このニュースは、NHK福島圏内のみでの放映でしたが、
 ネットを通じて、全国に飛び火し、あちこちで批判が起き、
 この数日、対処に追われました。

 お陰様で、多くの方々が真実を受け止めて下さり、
 我々の元々の考えを明らかにしながら、
 少しずつ応援の輪が広がりつつあります。

 ご協力、ご援助くださった皆様に感謝申し上げます。

 「災い転じて福となす」とは申しますが、
 ローカル局のNHK福島で放映された内容が、全国・世界規模で拡散されたことによって、
 私たちが思いも寄らなかったような方々から発送ご依頼がくることにもなりました。

 これからも、誤解を解いてゆくことに励みますと共に、
 多くの皆様からのご理解と、ご支援もいただき、
 無用な被曝の低減と、出来るだけ実情に即した役に立つ情報発信に取り組んで参ります。
 
 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

【毎月第二木曜日に、お話会があります】

 毎月、第二木曜日はお話会をやっております。
 その時期に合った話題や、放射能の基礎的な話や、その他諸々、
 アットホームにやり取りし合います。
 
 実際に各地に行って測定してきている情報や、
 食品や生活環境の中の放射能の状況、
 子育てや健康について等、
 真剣に、しかし和やかにも話し合います。

よろしければ、お越しください。
 10時半スタートです。
 http://kodomira.com/workshop/entry-9204.html

 最後までお読みくださり、ありがとうございます!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こどもみらい測定所
info@kodomira.com
http://kodomira.com
*********************
memoli
- measuring and mothering for life -
185-0022東京都国分寺市東元町2-20-10
Tel & FAX: 042-312-4414
Mobile:070-5583-7219(石丸)
11:30~17:00(水・木・金・土・日*)
*こどもみらい測定所は、日曜はお休みです。
*********************


 冊子『はかる、知る、くらす。』を、福島県内で配布開始した際の取材をもとにしたNHK福島のニュースタイトルが「放射能と暮らすガイド無料配布」だったことを受けて、皆様からいくつかのご批判を頂戴しています。

 当然ですが、私たちは、それらのご批判のような「福島第一原発事故によって放出された放射能の影響を甘んじて受け入れながら、人々が暮らすことを後押しする」つもりで冊子を作ってはいません。

 ともに制作した代表の石丸さんが自身のFBウォールに書いているように、「くらす」という言葉をタイトルに入れるかどうかは、制作過程で、チーム内で何度も議論を重ねました。

 私たちがこの冊子で、読んでいただく方々に、お伝えしたかったことは「放射能」に関しての数値を測り、自らをとりまく状況を知ることの大切さです。なぜなら、そこで知り得たことが、自らが判断して、これからの日々を暮らすためのひとつの「指針」となる、と考えているからです。

 つまり、何のために「はかる、知る」のか、を考えたとき、自然に浮かび上がった言葉が「くらす。」だったのです。

 冊子には、松本市長の菅谷昭さんや、東大助教の小豆川勝見さんのインタビュー、そして、私たちや市民測定所をはじめとする仲間たちが、事故後3年をかけて、積み重ねてきた経験を元にしたイラストと文章などで、「これからをくらすために、気をつけたいこと」を分かりやすく紹介しました。

 できるだけ追加被ばくをしないための対策は、時として厳しいものに映るかもしれない、と思います。さらに言えば、福島県に限らず、「放射能」に気をつけなければ暮らせないところに、自らが住んでいる、あるいは住む方々がいるという現実をつきつけられたような気持ちになる読者もいらっしゃるかもしれない、と思います。しかし、原発事故が起こり、放射性物質が放出された、という事実は変わらず存在します。

 私たち冊子制作チームが当初から変わらず共有してきたコンセプトは、皆さんが選んできた「それぞれの暮らし方」をまず、尊重することです。

 とどまるのも、移住するのも、戻るのも、それぞれの理由で選択したことです。そして、福島をはじめとした地域に住まうことを選択したかたがたも少なからずいらっしゃいます。

 菅谷さんが冊子でおっしゃっているように「日々規則正しい生活を送る」ことや「留学」すること。あるいは「保養」することも、いくつかある選択肢のひとつだと思います。何かに必要以上に依存することなく、自らが考えて、選ぶ。そのための「これから」のための議論は、声高に「こうだ!」とひとつの考えを突きつけることでは、決して始まらないと思います。

 ひとつだけ、変えられないこと。変えたくないこと。それは誰もがこれからを「暮らす」ということです。

 その暮らしが、松本春野さんが描いてくださった表紙の絵のように、子どもが笑顔でいられるものとなるよう、私たちは、分断されることなく、議論を重ねていけたらと願っています。そして、この『はかる、知る、くらす。』を読んでいただくことが、ひとりひとりの暮らし方を見つめる一助となれば、と私たち制作チームは心より願っています。

 ひとりでも多くの方にこの冊子を手に取って読んでいただければと思っております。申し込み方法や入手方法は、以下のリンクをご参照いただければ幸いです。

http://kodomira.com/HSK.html
 そして、以下のフォームから、ご意見などを頂戴できれば大変幸いです。
https://docs.google.com/forms/d/1gYzLeBW1szbaIKnP4yjHwi6wbCSR6GkxW4OPrpDooq8/viewform

 長文をお読みいただきありがとうございました。

                     『はかる、知る、くらす。』編集長 服部夏生